
2011年03月31日
四国電力社長が伊方原発安全策を愛媛知事に説明
四国電力社長が伊方原発安全策を愛媛知事に説明
東日本巨大地震で東京電力福島第一原子力発電所が被災したことを受け、四国電力(高松市)の千葉昭社長は30日、伊方原発(愛媛県伊方町)に電源車3台を追加配備したことや、バックアップ用配電線を新設することなどの安全強化策を明らかにした。
千葉社長がこの日、愛媛県庁を訪れ、中村時広知事に説明した。追加配備した電源車は、300キロ・ワット2台と75キロ・ワット1台。東電に貸し出し中の1台(4500キロ・ワット)が戻り次第、常時7台配備する。変電所の変圧器容量を現在の4・5メガ・ワットから15メガ・ワットの3倍に増やし、1年後をめどに、同原発にバックアップ用配電線(6600ボルト)2回線を新たに設ける。
このほか、電気設備を収めた補助建屋などに水が入り込まないよう水密性の高い扉を設置。さらに冷却水確保のためのポンプ二十数台の導入も検討している。
(2011年3月31日 読売新聞)
東日本巨大地震で東京電力福島第一原子力発電所が被災したことを受け、四国電力(高松市)の千葉昭社長は30日、伊方原発(愛媛県伊方町)に電源車3台を追加配備したことや、バックアップ用配電線を新設することなどの安全強化策を明らかにした。
千葉社長がこの日、愛媛県庁を訪れ、中村時広知事に説明した。追加配備した電源車は、300キロ・ワット2台と75キロ・ワット1台。東電に貸し出し中の1台(4500キロ・ワット)が戻り次第、常時7台配備する。変電所の変圧器容量を現在の4・5メガ・ワットから15メガ・ワットの3倍に増やし、1年後をめどに、同原発にバックアップ用配電線(6600ボルト)2回線を新たに設ける。
このほか、電気設備を収めた補助建屋などに水が入り込まないよう水密性の高い扉を設置。さらに冷却水確保のためのポンプ二十数台の導入も検討している。
(2011年3月31日 読売新聞)